準備の季節
しっかりと梅雨に入って
紫陽花もきれいに咲き
じめじめムシムシの季節が
やってきました(笑)
こうなるとそろそろ
考えないといけないことが
ありますよね?
そう、お中元です。
今回はお中元のお話をしようと思います。
通販などでは早めに
リスト一覧が届いて
「今年もこの季節がやってきましたよ」
「こんな商品いかがですか?」
などダイレクトメールが
尽きませんね。

でも私にはもうそのダイレクトメールは
届きません。
そう、卒業したからです。
毎年毎年、お世話になった上司や
お仕事でかかわって日頃よくして
くれる方々にお中元やお歳暮を
送っていました。
「こんなことしなくていいから」
とおっしゃってくれる方へは控えていましたが、
「社会人たるもの」という昔の考えが
私の中にあって
「こういうときはこうする」と
変な縛りを自分にしていました。
今考えると真面目なんだか素直なんだか
いい迷惑です(笑)
卒業という言葉
備活(そなかつ)をするにあたって
いろいろ削いで行ったり
省いていくうちに
ネットで「卒業」という言葉を
見つけました。

「お中元やお歳暮を『卒業』しよう」
と書いてあるのです。
なんて素敵な言葉。
「止める」という言葉を使うとなると
義理を果たせていないような
後ろめたい気持ちになりますが
「卒業」という言葉を使うと
晴れて卒業、よく頑張った
と感じて後ろめたい気持ちにも
なりにくくなるではありませんか。
いい言葉だなぁと感心しました。
迷惑?
わたしはお中元やお歳暮は
毎年相手の方が亡くなるまで
送るものだと思っていました。
お世話になった感謝を示すという
意味ではそのくらいは当たり前だと
思っていました。
でも半面
「これ、年取るうちに破産しない?」
とも思っていました。
お世話になる方は年を取るにつれ
どんどん増えていくのですから
当たり前ですよね?
わたしは友達の家族にも

送っていましたから
結構な量になっていました。
でもある時、ふと気づいちゃいました。
「送られてくるほうは迷惑じゃなかろうか?」
「ある意味強制?押し付けている?私が?」
いやいやいや…でも…
自分が送られてくる立場だったらいやかも…
実は、ある体験から感じたことでした。
天下りの上司
天下りの経験者様には先に謝っておきます。
すみませんm(__)m
高齢者福祉団体で働いていた時に
慣例となっている「天下り」で
配属になった事務局長がいました。
その事務局長は長年県庁でお勤めになり
真面目に働いてきた方で
天下り一発目が私の働いている事務所でした。
最初はお堅いイメージでしたが
徐々に財団のほんわかした雰囲気に
飲まれていき、はっちゃけていくのですが…
この天下り廃止になりませんかね?(笑)
退職金の二重取り三重取りなんて
当たり前の世界ですからね。
公務員として働いて退職金をいただいて
ローン返済したりマンション買っても
天下りさえしていれば任期終了後には
退職金をもらいまた老後の資金が増えていく
あ…ただ羨ましいだけでした(笑)
話を戻しますね(笑)
そう、その上司はとってもいい方で
家庭菜園が趣味で畑でとれたものを
持ってきて職員にわけてくれたり
美術鑑賞も趣味で出張へ行っても
東京駅で解散!といって好きな
美術館に飛んで行ってくれるので
気楽に帰れたりととてもいい上司でした。
でも7月のある日それは起こりました。
「荷物届いてるよ」
と言われ玄関に見に行くと
その上司からのお中元でした。
えーっ!?ですよね?

普通部下から送るものじゃないの???
とプチパニックになると同時に
「やばい!まだ送っていない!」と
とっても焦りましたし、
プレッシャーになりました。
「送りつけられた」「はやくよこせ」とも
感じ取ってしまいました。
本人はそう思っていないでしょうけど
送られたほうはそう思ってしまったのです。
次の日職員同士で「焦ったよねー」と
話題になったことは言うまでもありません(笑)
名簿
今は個人情報保護法や個人情報の管理が
厳しくなったからないと思いますが
昔は個人情報だだ洩れでしたよね?

会社のパソコンのファイルには名簿があり
誰でも閲覧できる状態で
なんならHPにも役員目簿と一緒に
住所も携帯番号も載っていたので
いつも役員の方や関係者から
連絡や贈り物がきていて
「誰?」ということがよくありました。
だから上司もうちの住所を見て
送ってきたのでしょうね。
今考えると怖い世の中でした(笑)
期間
調べてみるといろいろな事が
分かってきました。
お中元やお歳暮を「贈る期間」があり、
2~3年、長くても5年でいいそうなのです。
目からうろこでした。
私が無知なだけかもしれませんが(笑)
しかも付き合いがなくなったら
送らなくていいんだそうです。
わたしは付き合いがなくなっても
「お元気ですか?わたしは元気ですよ」
の意味も込めていると思っていたから
送っていたので…ある意味ショックでした。
宣言?
それでは送るのを止めるには
どうしたらいいの?と疑問になりました。
調べるとはがきなどで
卒業しますと書くというのです。
「今後も変わらぬお付き合いをお願いいたします」
という一文は添えるのですが…
「今後はお気遣いなきようお願いいたします。」
と書いてもなんか嫌な感じ…
私がはがきをもらった側だったら
絶縁宣言みたいでとても嫌な感じに
受け取ってしまうかもと思いました。
最初はいい言葉!なんて言っていたのに
矛盾していますよね?(笑)
迷いが出てきました。
スパッと?フェードアウト?
友達やそのご家族に送っていたものは
友達に正直に話して今後お互いさまで
大変だからやめにしない?
という話をしてわかってもらえました。
問題は上司やお世話になった方々です。
調べていくとフェードアウトという言葉が
出てきました。
お中元とお歳暮をお歳暮だけにして
徐々にランクも下げていくというのです。
え…これはますますひどい…
これはちょっと人として悲しい行為だなと
思ってしまいました。
言いづらいのはわかるけど…
って感じますよね?
もう一つはスパッとやめるというものでした。

確かにお中元・お歳暮のやり取りだけで
普段の付き合いはないという方なら
これを採用しても差し支えないですよね?
でも他人の目を気にする私…
嫌われないかな?と思っちゃいました。
付き合いがないんだから嫌われたって
別にいいのにと今なら思えますけどね。
その時は迷ってしまいました。
一択
ここまでくると私にはこれしか
選択肢はありませんでした。
正直に言おう!
そうです。何事も正直に話したほうが
誠意は伝わると思いました。
それまでの関係性もありますから
きっと想いは伝わる!はず(笑)と…
成功することを祈っていてください(笑)
考えた文章
私がお世話になった方へ
送ったお手紙のひとつです。
送るタイミングをずらして
届いてからお中元のお返しと
一緒に同封しました。
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ご無沙汰しております。お元気ですか?
以前のように会いに行けず申し訳ありません。
膝の具合はいかがですか?
雨が降ると痛むと仰っていたので
この梅雨の時期になると
○○さん大丈夫かな?と思い出します。
すこしでも良くなっているとよいのですが…
さて、いつもお心にかけていただき、また、
結構なお品を頂戴いたしまして

本当にありがとうございます。
後程おいしくいただきたいと思います。
毎年頂くたびに〇〇さんのご負担になってや
しないかとただただ申し訳なくなるばかりです。
つきましては、本当に勝手なことを言って
申し訳ありませんが、今後は例年のご挨拶を
失礼させていただきたく思います。
今後はこのようなお気遣いをなさいませんよう
お願いいたします。
勝手ながら、今後とも近況報告などの
お手紙でのお付き合いは続けさせて
いただきたいと思っておりますので
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
これからどんどん暑くなりますから
水分補給忘れずに、こまめにお水を飲んで
くださいね。
お茶ではなくお水も忘れずにお願いします。
お身体大切にお過ごしください。
ーーーーーーーーーー
だいたいこんな感じで書きました。
記事をご覧くださっている方は
ご承知の通り、わたしは上手に
敬語を使えません(笑)
全て話し言葉になってしまうのです。
これは相手に対して
いつも話していたような感じで
読んでほしいからという
意味も込めてなんですけどね。
あまり知らない方にはきちんと
「お手紙」を書けます(笑)
さいごに
全ての方それぞれにあった
お手紙を添えてお送りしました。
でもこれですべて終わったわけではありません。
毎年届く業者さんにもご連絡し、
ダイレクトメールを止めていただくよう
お願いをしました。
晴れてわたしは無事お中元から卒業することができました。
卒業してみるととっても肩の荷が
軽くなったような気がします、
今までは準備・お礼状など
時間をかなり使っていましたから
それがなくなっただけでも

楽になりましたし、いままでのその
時間を自分の趣味や好きなことに
回せるのです。素敵じゃないですか?
あなたもお中元のリストを見直して
「卒業」してみませんか?
空いた時間を自分のために
有効活用してみましょう。
きっと以前より楽しい時間が増えるはずです。

