わたしが備活を始めるまで

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身の上ばなし

これからわたしの話をします。

でも、私は「かわいそう」や「惨め」ではありませんからご安心ください。

意外と楽しく幸せに生きています(笑)

わたしは2015年の秋に脳梗塞になりました。

婚約者が亡くなっており、現在独り身です。

大丈夫です。幸せに暮らしています♪

30代

婚約者の病気が長引いたため、入院費やらを工面しているうちに

貯金が尽き借金をしました。

看病の甲斐なく婚約者は亡くなってしまいました。

借金を返済する日に追われ、銀行・クレジットカード・保険…

消費者金融以外の借りれるところから借りて自転車操業のような

数年を過ごしたこともありました。

30代半ばに転職し、お金に余裕が出てきて完済目前に

ふと自分を振り返った時、

「あ、わたしには何もない」と思ってしまいました。

パートナーも子供もいない…なにもない。

友達は結婚し、家を建て、子供がいてとても幸せそうでした。

だから余計にそう思えたのかもしれません。

妹と弟に

「お姉ちゃんの老後は看ないと二人で会議をして決めたから」

と言われたことも頭にあったのかもしれません(笑)

よし!自分の居場所をつくろう。

数か月後借金を完済し、土地探し、ハウスメーカーと契約し…

やっと自分の居場所ができた時には40代に突入していました(笑)

倒れる

楽しい気持ちで実家から引っ越し

たった20日後の夜中、異変に気付きました。

実は日中に異変に気付いたものの

ブラック企業だったため有休を取れず、

一度症状が改善したこともあり、

普通に家に帰り、普通に寝ていました。

気づいたときには大ごとだってことを

わかっていなかったかもしれません。

「やっぱり左半身かぁ…救急車呼ばなきゃなぁ。」

「あ、おトイレ行ってからにしよう♪身だしなみもね…」

そんな呑気なことを考えながら動かない左半身を

気力で動かして歩きだしたとき

「あれ?やっぱりだめだぁ…」

壁にもたれ、ずるずるずると床に倒れていきました。

寝室の入り口で倒れ、失禁しました。

それでも頭の中は冷静でした。

もっと言うと、寝る前にブログに

「脳梗塞かも?」

とお気楽に書いているのです(笑)

呑気ですよね…さっさと病院にいけばいいのに。

我ながら呆れます…お恥ずかしい。

話がずれてしまいましたね。すみません。

倒れた時に戻ります。

「あーあ、新築の家に失禁しちゃった。

拭きたいけど…とりあえず救急車呼ぼう」

でもスマホはベットの上。

富士山

足が全く動かない。立ち上がれない。

歩けば2~3歩の距離なのに…遠い。

そんな時ふと映像が頭の中に城本クリニックのCMが

「0120~107~929~城本クリニック~♬」ゴロゴロゴロゴロ~♪

「あ!そうだ!寝転がればいいんだ♪」

自分でも暢気すぎて呆れます(笑)

右半身は動かせるので転がってベットの近くへ到着。

買って組み立てたばかりのすのこベッド。

立ち膝もできないととても高く見えます。

たった33センチが富士山くらいに見えました(笑)

ベットの奥にあるスマホを取らないと救急車が呼べません。

どうしよう…

あ!布団を引きずり落そう!私ってば天才?

左手で支えられませんから右手を伸ばして布団を引きずり下ろしました。

スマホは布団から落ちることなく

うまいこと私の手元に落ちてくれました。

「110?いや!119だ!」

「はい、事故ですか?救急ですか?」

こんな応答だったと思います。

「はぁーはぁー」あれ?声が出ない…

この時、脳梗塞の影響から構音(こうおん)障害という

言葉を発することができない病気にもなっていて

息しか出ませんでした。

全速力で走った時のはぁはぁという感じです。

はぁはぁしながら話すことができないように

思った通りに声が出せませんでした。

それでも相手の方はくみ取ってくれて

救急車を出してくれました。

ここで私が言った一言

「ご近所迷惑になるので静かに来てください」(笑)

でもここは新築。

引っ越して20日目。

住所がまだGoogleマップにも載っていません。

エベレスト

私は外に出なければと寝室の掃き出し窓へ向かいました。

玄関はカギをかけたし、新築のわたしの家の窓は割られたくない!

冷静なんだか、ケチなんだか(笑)

右腕だけで体を引きずり掃き出し窓へ。

カギ…高さ図ってきました!93センチ(笑)

富士山どころではありませんエベレスト!世界一です!

そして再現してきました。

今は左腕も曲げられ、少しの時間なら支えることができるので

楽々ではありませんがカギを開けることができます。

でも、当時は左腕がピクリとも動きません。

うつ伏せから右腕だけでカギを開けるのに届かず、

休憩しながら体を跳ね上げ、何度目かの挑戦で

カギを開けることに成功しました。

救急車がサイレンを鳴らしながら一本先の道を

行ったり来たりしているのがわかりました。

鳴らさないでって言ったのにー

119と電話をつなげたまま

その道から奥に入った道だと伝えると指示をしてくれたのか

家がある道に入ってきてくれました。

スマホのライトをつけ、右手で大きく振りました。

救急隊員さんが気づいてくれて家の中に。

ホッとしましたー

バッグの位置とスマホの充電器を聞かれ

スマホから家族に連絡してくれ、救急車に乗りました。

当直の脳外科の先生がいなかったのかけっこう断られました。

行き先が決まらず、救急車の中でかなりの時間が過ぎます。

その間もわたしは異常な眠気に襲わられていました。

眠くて眠くて…

うとうといい気持ちで寝ようとすると大きな声で呼ばれます。

三途の川に呼ばれていたんでしょうかね(笑)

とにかく邪魔しないでくれ!寝たいのだ!と

助けてくれた救急隊員さんにイラっとしてしまったことを

今では後悔しています。ごめんなさい。

ここから病院について検査を受け、診断され、家族が病院について、

面会し、看護師さんに怒られ、意識が飛び、朝に目覚め、

入院生活が始まりますがそのお話は長くなるのでまたの機会に。

車いす争奪戦や、介護士二度見事件、

脱走事件等まだまだ面白い話は尽きません(笑)

幸い頭の真ん中にポツンと米粒くらいの血栓だったため

薬で流してリハビリの病院へ行くため退院しました。

だらんと垂れ下がった左半身の重みを感じ、

脳に「動け!」といくら指示しても

ピクリとも動かない腕や指先を見つめ

将来の不安を感じたことを今でも覚えています。

それでも入院1か月、リハビリ2か月の合計3か月の病院生活で

歩けるようになり、左手も少しは動かせるようになって、

車の運転も出来る許可も下りて

備活を始めた時に思ったことがあります。

そう、気づいてしまったのです…こりゃ疲れるな!です。

大変!

思い出にさよなら(断捨離)したり

手続きが分からない時の問い合わせに

市役所や税理士さん、弁護士さんの所へ連絡したり

聞いたことをメモして整理して書類を書いたり、

エンディングノートを記入したり…想像してみてください。

どうでしょう?

いらない服や書類を捨てるにも

収集所まではご自身で運ばなけれないけないです。

本を売るにしても車に積むまではご自身です。

訪問してくれるところもありますけどね。

これらを経験しましたが…結構大変です(笑)

私の場合は左半身麻痺になってからでしたから、

左手がうまく使えない状態での作業でした。

引っ張り出して、「いる」「いらない」を選別して

いるものは元に戻し、いらないものはごみ袋に入れて

縛って収集所へ持っていく。

電話して聞くだけでも、年齢を重ねてからだと

理解するまでにも大変ですし、メモを取ったり、

頭の中を整理するだけでも一苦労です。

大変そうですよね?

そう、大変なのです。

感じたこと

備活は年を重ね切ってからするものではない。

体力に自信があった私でさえ大変な作業。

若いうちから少しずつ気力・体力のあるうちに

パッパッと行動できるうちから

進めていくことが大事だと感じました。

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