本人の遺志は通用しない?お葬式の話ー前編ー

未分類

故人の遺志

故人の遺志って大事にされると

勘違いしていませんか?

いえいえ、亡くなった人の遺志なんて

通用しません。

だって本人は亡くなって

しまっていますから

口出ししたくてもできません…

実は(実話)

父が亡くなった時のことです。

父がガンになりました。

余命3か月と宣告され

経営していた会社を

整理していると

母から聞いたのは

私が脳梗塞で入院している最中でした。

家を建てたと報告しに行ったとき

「借りてた土地を買い取ったんだ!」

「すごいだろ!」と

とてもうれしそうに

話していた1か月前の笑顔を思い出し

入院先で声を殺して泣きました。

2015年初めて雪が降った夜でした。

父は倍の半年生きて生涯を閉じました。

胆管細胞がんで

胆管をチューブで代用していたのですが

詰まると高熱が出る

その度に入院し

チューブの交換をしたり

抗がん剤治療を受けていました。

近所にも友達にもガンだったことは

言わなかったみたいです。

母に言っていたことは

家族葬。

姉弟、家族だけ。

ご近所さんからの

香典も受け取らない

ご近所さん、友達には

元気なころの笑顔を

思い出してほしいからと

病気になってから

会うことはしませんでした。

異変

本人が亡くなって

親戚が集まり

話し合ったときの事

母が父の遺志を伝えると

長男の嫁が口を出しました

「子供(いとこ)たちも世話に

なったんだから出るべきだ」

父は次男なのですが

この長男の嫁が曲者です(笑)

いつも余計なことを言います(笑)

でも母は堪えて

「わかりました」と告げました。

私は

「うちの家族の葬式なんだから口を出すな!」

と言いたかったですけどね。

トラブルになるので慎みました。

これが大人です(笑)

父という人

父は亡くなる2日前まで自分で

トイレに行っていた人です。

起き上がるのが辛くても

トイレに行っていたようで、

起き上がる寸前には

「うぉーっ!!!」と

ご近所さんに聞こえるような

大声を出して、気合を入れて

起き上がっていたそうです。

病院でも看護師さんに

裸を見せることはありませんでした。

訪問看護師さんにもです。

あれだけ庭で上半身裸に

なっていた人が(笑)

と思いますが、

プライドかなんなのか

下の世話になるのが

本当に嫌だったのでしょう

わたしなんて脳梗塞で倒れた当初

わたしより20こ以上も上の

介護士さんに全身を預け

下のお世話を

してもらっていました(笑)

お葬式

みなさん家族葬って

どんなイメージですか?

なんか、ぼんやりとですが

わたしの家族葬のイメージ

こじんまりした感じを

想像しませんか?

私のイメージの中では

自宅で故人が眠る中

周りを囲んで故人の

思い出話をし

火葬場でも和やかに

穏やかに故人を想って

派手ではないけど

しめやかに

想いを持って

送ってやるものと

思っていました。

この時までは…

葬儀屋さん

7歳の姪っ子と

買い出しに出かけました。

お茶菓子やお供えする

フルーツを買いに。

対になるようにいいものを選び

お供えしました。

主治医が特別に出勤前に家に来てくれました。

がんばったから特別だよ、内緒だよと。

こんな人はいないよ、すごいよ。と言ってくれて

少し誇らしい気持ちでした。

わたしが病院で受け取った死亡届を

市役所に出しに行った時の事です。

出かけている間に葬儀屋さんが来たそうで

早く帰ってきてとの事

いなかった時の事は

詳しくはわかりませんが

見積もりを出す前に

葬儀屋さんは幕を張り始め

私と姪っ子で買ってきた

お供えのフルーツをどかし

祭壇を作って自分たちの

お供え物を故人に供えました。

商売っ気たっぷり(笑)

わたしはどかされたフルーツを見て

とっても悲しくなりました。

なんか心を土足で踏み荒らされた…

感じでした。

後編は5月2日に投稿させていただきます。

ご覧いただきありがとうございました。

こちらをクリック!

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました